ドライアイスIoT計測装置 製造販売システム 宇都宮市

お客様の課題

お客様の保管庫にドライアイスを配送するタイミングの判断が難しい状況です。
客先の担当者様から連絡があった場合など、緊急の配送の判断となるために客先のドライアイス残量が随時計測できるようなシステムが出来ないかと考えていました。

課題解決提案

お客様の保管庫に残量を計測する装置を設置して、随時情報をサーバーに送信できるようなシステムを提案しました。
ソフトシーデーシーでは、IoTの端末として、各種センサー情報を計測して、そのデータをインターネット回線を利用してサーバーに送信するシステムを構築していました。
この情報をサーバーで判断して担当者にメールとして報告したり、発送一覧表を作成するようなシステムを提案しました。

苦労・工夫点

在庫量の判断センサーが極低温のため役に立たず、保管庫ごとに計測して残量を判断するシステムを構築するのに苦労しました。
また、保管場所が多数あり、回線費用を安価にするため、低速3G回線で測定結果がダイレクトにサーバーに送れるような工夫をしました。
安価なセンサー端末で精度が上がるように、サーバーのデータベースにデータ補正値を入れ、センサーからのデータを補正できるようにシステムを構築しました。
後からセンサーを追加して、情報を付加できるように設計しました(温度、CO2など)。

お客様の声

リアルタイムに客先の残量を判断できるので、出庫のタイミングの精度向上が期待できます。
お客様の使用サイクルや使用状況を、グラフなどで判断可能になりました。
残量の変化グラフなどで保管庫の状況を判断し、アドバイスをすることができるようになりました。
追加センサーの付加情報によって、営業の判断材料の増加が期待できます。